下田の主な出来事

  • 1491 延徳3  伊勢新九郎(北条早雲)が伊豆を制圧する。堀之内深根城の戦い。
  • 1588 天正16 北条氏は水軍の拠点として下田城を築き、清水康英を城主とする。
  • 1590 天正18 秀吉の小田原攻めにより、下田城攻防戦が展開される。4月末に開城。下田は家康旗下の戸田忠次の領有地となる。
  • 1606 慶長11 大久保石見守長安が金山奉行となる。縄地銀山は隆盛をきわめる。
  • 1616 元和2  下田奉行が設置され、須崎に御番所が置かれる。のち大浦に移る。
  • 1645 正保2  武ガ浜浪除が完成する。
  • 1721 享保6  御番所が浦賀へ移転される。下田奉行は廃止されて裏方御用所が置かれる。
  • 1793 寛政5  老中松平定信が、海防見分のために伊豆を巡見する。
  • 1842 天保13 下田奉行が設置される。
  • 1843 天保14 『下田年中行事』が完成する。
  • 1854 弘化1  下田奉行が廃止となる。
  • 1854
    • 嘉永6  3月、神奈川で日米和親条約が締結され、下田は箱館とともに開港される
    •      3月、米使ペリー艦隊が下田に入港する。
    •      3月、下田奉行が設置される。
    •      3月、吉田松陰が金子重輔とともに密航を企てる。
    •      5月、下田条約が了仙寺において調印される。
    •      10月、露使プチャーチン、ディアナ号で下田に入港する。
    •      11月、大地震、津波襲来。全町流され、ディアナ号が大破する。
    • 安政1  12月、日露和親条約が、長楽寺で調印される。
  • 1855 安政2  3月、プチャーチンが、戸田で建造したヘダ号で帰国する。中村に奉行所屋敷が建てられる。
  • 1856 安政3  8月、ハリスが、日本最初の米総領事として柿崎玉泉寺に着任する。
  • 1859 安政9  6月、横浜が開港される。ハリスは公使となり、江戸麻布善福寺へ移る。12月、下田は閉港となる。
  • 1860 万延1  下田奉行が廃止される。

図説下田市史より引用